アナログ企業がAIを活用する時代へ – 講演レポート
とある交流会にお招きいただき、講演をしてきました。
会場はBASICS福岡というホテルで、ホテル運営も行っている豪華な施設。
そんな場違い感を少し感じつつも(笑)、貴重な機会をいただいたので、全力でお話ししてきました。

驚かれるかもしれませんが、今回のテーマは「テント倉庫の紹介」ではなく、「アナログ企業のAI活用」。
ある企業様との打ち合わせ中にAIの話題になり、実際に当社で活用している事例をお伝えしたところ
「ぜひ経営者向けに話してほしい」とご依頼をいただきました。

AI活用のリアルな現場事例
「AIは便利そうだけど、実際どう使うの?」 と思う方も多いかもしれません。
そこで今回は、実際に活用している事例のリアルを紹介しました。
1. 情報収集の効率化 – 市場調査&企業リサーチ
事業を進めるうえで、市場調査や競合リサーチは欠かせません。
ただ、一つひとつ手作業で調べるのは非効率。
そこで、AIを活用して一括検索し、関連情報をまとめることで、短時間で的確なリサーチを実現しています。
複数のサイトをAIが自動検索をしてその内容をすぐにまとめてくれます。
追加で質問をすることもでき、1時間掛かる業務が5分で終わります。
私は「perplexity ai」や「Felo」、「Genspark」なんかを活用しています。
2. YouTubeからの情報収集 – notebookLMで要約&深掘り
最近はYouTubeでの学習も増えていますが、
「30分以上の長尺動画を全部見るのは大変…」という方も多いのでは?
そんな時に役立つのがnotebookLMというAIサービス。
動画のURLを入力すると、内容を自動で要約してくれます。
さらに、気になる点は質問を投げるだけで深掘りできるので、学習効率が格段に上がります。

3. 補助金制度や契約書の要約&リーガルチェック
新しい補助金制度が出るたびに、一から全部読んで理解するのは大変…。
そこで、AIにPDFを読み込ませ、要点をまとめさせることで、短時間で全体像を把握できるようにしています。
また、契約書などの重要書類もAIにチェックさせることで、見落としを防ぎ、法的リスクを最小限にしています。
4. 「AI上司」と一緒にプレゼン&事業計画作成
事業計画やプレゼン資料を作る際、自分の視点だけでは気づかないポイントがあります。
そこで、AIを“上司”として活用し、「この部分はもっと強調すべき」「ここは論理が飛躍している」
といったフィードバックをもらいながらブラッシュアップしています。
AIと一緒に作業することで、思考の行ったり来たりが整理され、より良いアウトプットができるようになりました。
講演後の反響は?
100名ほどの経営者の方々が参加され、多くの方から「自社でも試してみたい!」という声をいただきました。特に、「AI上司」や「notebookLM」の活用法には関心が高く、具体的な質問もたくさん飛び交いました。
私自身、こうした交流会で「テント倉庫」の枠を超えた話ができたことがとても新鮮でした。
今後も、AIを活用しながら、より良いサービスを提供していきたいと思います。
そして最小限の情報しかお伝えしてなかったのですが、テント倉庫に関心頂く企業様も。
今までテント倉庫を所有するという発想はなかった様子。
というのもイベントテントのイメージで短期利用するものだと考えていたようでした。
テント倉庫は適時のメンテナンスをすれば、20年以上利用することが可能です。
今回も数社様より所有している倉庫が老朽化しており、今後どうしていけばいいか等の相談を頂きました。
そのような今後を備えての相談ももちろん大歓迎です。
いつでもお声掛け頂ければ伴走いたします。
お気軽にお声がけください。