台風10号接近中、テント倉庫の台風対策はお済ですか?

福岡テント倉庫のある北九州でも徐々に風が強くなってきています。
今回の台風10号は27日現在、奄美市の東約90kmにあって北西にゆっくり進んでいます。
30日には九州に達する見込みです。
以前の予測では九州地域の上陸はなさそうな状況でしたが
西にドンドンずれ、上陸は避けられないと見た方がよさそうです。
そこで今回は台風の接近に合わせテント倉庫の台風対策についてご案内します。

対策の肝は開口部にあり

テント倉庫は建築予定地の今までの台風データを予測し
予め台風に耐えられる設計をしています。
しかし強風がテント倉庫内に入ってしまうと生地が破損し保管物に被害を被ることがあります。
よって、入口がしっかりと閉じられているのか確認をすることがまず最初に行うことです。

落としピンが付いているテント倉庫は落としピンをしっかりと落とし固定されるようにしましょう。
また倉庫内からフォークリフトなどで抑え、カーテンの芯材や扉の枠の一部に負担が掛からないように
補強をすると効果的です。

周囲の確認をしよう

テント倉庫の壁面などを今一度点検しておきましょう。
もし破れている箇所があれば予め補強をするようにしましょう。
破れている箇所がある場合、その部分に強風によって負荷が掛かり大きく裂けてしまうこともあります。
破れが生じている場合は、一度専門業者に確認させ、状況に応じて貼り替え等も検討するようにしましょう。

また敷地内に強風により飛ばされる恐れがある物がないか確認しましょう。
しっかりと固定されているか、一時撤去しておくようにしましょう。
飛散物の衝突によりテント倉庫がダメージを受けないように確認しておきましょう。

終わりに

自然の驚異はなかなか制御することは困難です。
ただ対策を講じることで被害を最小限に抑えることはできます。
倉庫の場合、自社の製品だけでなく、他社様の物をお預かりするケースもあります。
被害を最小限に抑えるためにできることを実践しておきましょう。
お力になれることがあれば対応いたします。
お気軽にご相談ください。

この記事を書いたのは:
小出 純

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