現地打合せのため鹿児島へ
本日は鹿児島に伺いました。
なかなかご縁がなく、私個人としては初めて鹿児島県に伺うこととなりました。
当社は北九州市に拠点を構えているのですが最寄りの小倉駅から鹿児島中央駅までは約2時間。
東京⇒名古屋間とほぼ同じ時間を要するとは出身である愛知にいたときは思ってもみませんでした。
九州ってやっぱり広いですね。
今日は少し鹿児島について調べてみたことを私なりに書いていきたいと思います。
鹿児島と言えば
個人的なイメージですが、鹿児島と言えば農林水産資源を活かした食品産業のイメージがあります。
「鹿児島黒牛」や「かごしま黒豚」といった肉やさつま揚げや焼酎等挙げていけばもっともっとあるかと思います。また工業においても「大島紬」や「薩摩焼」、「薩摩切子」など伝統工芸品も数多くあります。
調べてみるとこのような地域資源を活かした産業振興として「マグマシティ」や「鹿児島ダッシュキャンプ2024」などのビジネスマッチングを通じた新たな価値創造、販売力の強化などに注力していることがわかります。
産業分野の振興
では産業としての動きについても見ていきたいと思います。
ここでは令和3年から令和7年の間で取り組まれている「かごしま製造業振興方針」を取り上げていきます。
かごしま製造業振興方針とは変化の波をうまく捉えながら,本県製造業の特性やこれまでの取組を十分に生かし,これからの厳しい地域間競争を勝ち抜き,本県の経済基盤を安定したものとしていくために,産学官の関係企業・団体等が一体となって取り組むべき本県製造業の振興に係る方向性をとりまとめたものです。
この計画は、以下のことを目指しています。
- 新しい技術や製品の開発: 鹿児島県の企業が持つ特別な技術を使って、新しい商品や技術を作ります。
- 新しい仕事への挑戦: 地元の資源を使って、新しいビジネスを始めることを支援します。
- 市場の拡大: 鹿児島県内外で製品を売る場所を増やし、販売力を強化します。
- 製造基盤の強化: 工場を建てたり、デジタル技術を活用して、ものづくりの基盤を強化します。
- 人材の育成: 製造業を支えるために必要な人材を育て、確保します。
この計画では、県内の企業、大学、行政機関が協力して、鹿児島県の製造業をより強くしようとしています。これにより、鹿児島県の経済を安定させ、将来に向けて準備を進めています。
また重点業種(電子・自動車・食品関連産業)等を設定し,技術開発や新分野への進出,取引拡大,生産性向上等に係る支援を行うことにより,製造業の振興を図り,加えて関連する産業(農林水産業等)へも経済的波及効果を及ぼすことを目指しています。条件等を満たすことが必要とはなりますが、建物を含めた設備投資に対して特別償却や税制控除を受けられる優遇措置も実行しています。
この振興方針は、鹿児島県の製造業の発展と競争力強化を目指し、地域の特性を活かしながら、新たな成長分野への展開や技術革新を促進する包括的な戦略となっていると思います。
産業振興において当社ではテント倉庫の建築により、その事業活動を加速させることに寄与できると考えています。
私はこの九州の企業様の事業を加速させることに尽力していきます。
今日は天気も良く桜島もすごくきれいに見ることができました。
数日前にも噴火があったようですが今日は雄大な姿を見ることができました。
取引先企業様との会話の中でも地元に根差しているシンボル的な存在であるのだなぁという印象を持ちました。
夕暮れ時は山肌が紫色っぽくなることもあると聞きました。
次回鹿児島に訪れた際には見れればいいなと思います。